196人が本棚に入れています
本棚に追加
「むははは!先手は我がサッカー部からじゃー!」
「けっ、若林。とっとと点決めてこんな馬鹿げた勝負終わりにすんぞ」
「そうだな久本。それじゃ早くパスキャモーン!」
「ふん…おらよ!」
(バシッ!)
「む~~~~~~~~~~~ん」
(バシィ!)
「うわっ、なんだコイツ!」
「ああども。ウチの金男です」
「オイラが今の状況を説明するでやんす。今相手がパスしてそのままドリブルしようとしたときに、荒井の長男がボールを奪ったのでやんす」
「誰に向かって話してるんですか…」
「おやあ、相手チームの原田君。ククク、秘密でやんす。」
「何はともあれ前進するんだな~~」(ダダダ…)
「なっ!アイツ足が早いぞ!おい、原田!名無し!奴を止めろー!」
「承りました」
「同じく」
「むんむむむんむんむんむむんむんむ~~~ん!」
「うわあ!何て不理解な動き…!」
「ま、まったく読めん…!」
「おお!?いいぞ金男!そのままゴールへ…!」
「む~~~ん」(ダダダ…)
(ピー!)「…はい反則」
「「…ええっ!?」」
「ゴールの手前の線があるだろ?そこ敵味方越えちゃ駄目なんだよ」
「ななな何だって!?おい、金男!何してんだよ!」
「む~~~ん?」
「ええと…この場合どうするんでやんす?」
「作者はウンチクしかしらない馬鹿ですからね…。取りあえずキーパーからでいいんじゃないですか?サッカー部員がこう言うのも何ですが…」
最初のコメントを投稿しよう!