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パワポケ「それにしても山田さんは社会人なんだよな?亀田君の従兄弟なんだろうか…?」
渦木「ふむ。あなたは本当に勘が鋭い」
パワポケ「うわっ!渦木さん!
えと、何かご存知なんですか?」
渦木「皆さんに会う前から事前にデータを頭に詰め込みましてね…いや、それにしても驚いた。開田さんそっくりな…」
パワポケ「開田さん?」
渦木「ああいえ、こっちの話です。
…彼には彼なりの事情があるんですよ。個人情報保護法にのっとり詳しくは話せませんが…。幼少時は大変だったそうです」
パワポケ「………そうなんですか」
渦木「…すみません、空気を濁してしまいましたね。私、あなたの事も調べました」
パワポケ「調べましたって…堂々と言いますね。
…って自分!?
そんな、ただの学生ですよ自分!」
渦木「いや、君には夢を叶えると信じている。何だってできる、そんな眼をしているんです。
何度も何度も大きな壁にぶつかってもそれを乗り越えられる力。勝利へと導く闘魂。
そして…。いえ、やっぱりなんでもありません。」
パワポケ「それって…忠告ですか?よく分かりません」
渦木「そうですね…ふふ、はい。おっさんの忠告です」
たかゆき『おい!遅れんなよ人間の癖に!』
パワポケ「か、関係ないだろー!今行くよ!…さあ、渦木さん行きましょうか」
(タタタ…)
渦木「…君が送るサクセスストーリー、私は見ていますよ」
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