1年 11月

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「だっせーな、あの野球部、簡単に打たれてんでやんの。」 「………。 (その程度の男だったのか?)」 (…屋上) 「…なに打たれとんねん、あいつは。 キャッチャーもいないクセに…。」 「凄いでやんす!」 「まあ、こんなもんかな。」 「凄い! 君の力を知らなかったのは謝るよ。そこで改めて頼む。是非とも野球部に来てくれ!」 「まぁ、考えないでもないけど。 …君の実力を見せてもらって、決めることにするよ。野球以外に何ができる?」 「よーし、任せとけ! 重労働だろうが、ロボット操縦だろうが銃撃戦…」 「意味分かんないよ。 僕が、君の得意分野で実力を見せたんだ。 君にも、僕の得意分野で実力を見せてもらおうかな。」 「つまり、野球勝負でやんすね!」 「「お前は黙ってろ。」」
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