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「だ、駄目でやんすパワポケ君!」
急に亀田君が割って入ってくる。
張り詰めた空気は少し緩和した。
「パワポケ君、これはただのお遊戯勝負じゃないでやんす!」
「…てる…。」
「え?」
「分かっているよ。そんな事。でもここで手を退いたらどうするんだ?
そうなったらもう二度と武田君を野球部に誘えない。」
「分かってないでやんす!!これは向こうの手口!パワポケ君と対等にやりあうなんて初めから考えてないでやんす!」
「君は…馬鹿なのか?」
「うっ…。」
パワポケ君の鋭い眼光に亀田君は言葉を失う。
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