1年 12月 上章

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「それでは解散…。」 1年生ながらにして学校行事の中心にいる人――水原君。 ついさっきまで各クラスの伝言などを伝えたり、進行役として話したりした。 成績優秀の学校創立初めての天才と言われる程の彼。 噂じゃ早くも生徒会長を任せられているらしい。 そんな彼にちょっと話がある。 「水原君っ!」 「おや…君は進藤さん、だったかな? 何かようかい?」 「うん。 水原君は野球部に入ったって本当?」 「ああ…そうだけど?」 やっぱりホントだったんだ…。
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