1年 12月 下章

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…。何というか…。 外さなかった方がよかった気が…。 「ふう。そんで。あんさんはパワポケの知り合いやったと。」 「はい…。」 まあ、数分してやっと和解。 この人は外藤さんという方で、パワポケ君には敵意はない。 私はパワポケ君の知り合いでクラスメート。 外藤さんはパワポケ君の事を気にかけているらしく、今日は部室にも校舎にもいないから探していたと。 この辺りまで話こんだ。 …妙な人に絡まれたなあ…。 あ、それとこの人もあったかいコーラを買ったよ。 やっぱりこの飲み物にはなんらかのオーラを感じるのよね…。好奇心をくすぐるっていうか。 外藤さんは「何コレ、まずっ!」と吹いていた。 まあ、予想を裏切らない味でしたよ。 次買う人に一言。 決して振って空けないように! 買った人に、『マジで買ってんの?頭沸いてんのか?』って間接的に言いたいのか、普通に空けただけでも噴水みたいに、「ブシュー!」ってなったよ! 顔面に直撃したら大ヤケドだよ! これを企画した奴に、ラーメンならぬこのコーラを「そぉい!」したくなるわ…。
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