三人寄らば文殊の……大問題

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  「恭香さん、来週の土日にスキーにいきましょう」       龍一君のこの一言で今回の物語は始まった。           ここはとある北陸の綺麗なスキー場。   『綺麗な新雪だね~』 『龍一様の勇姿を激写するために買った新しいカメラの使いどころです~』 『龍一!!私はスノーボードが全くできないから手取り足取り股取り教えてくれ!』 「先輩……なんで先生まで……」 「…………聞かないでください」 「やべぇ、ゲレンデに美女三人とかマジでテンションあがるし!!!」     …………え?最後の誰? いつものメンバーに見慣れぬ顔が一人。 身長は177cmくらいで丸顔にパッチリお目めの凄くかわいらしい顔。 龍一君、真人君クラスの羨ましい外見の持ち主だけど…………     『りゅ、龍一君』   「なんです?」   『今気付いたけどあの人…………誰?』     「ああ~、彼は……」   「ちわっす!俺、成宮 克己(なりみや かつみ)って言います。真人の友達っす!マジでみんなカワイイっすね!はんぱねぇっす!!」     ……このウザい言動がモテなさそう。     いそうでいなかったキャラがついにでちゃいました……初見で申し訳ないけど…………絡みづらい。
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