廃神社
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勝負。 私はこの神社と勝負することにした。 即ち私が死ぬのが先か、神社が朽ちるのが先か、だ。 勝ったところで何があるわけでもない。 余人には理解できないだろうがその勝負はまるで幼き日に見たショーウインド越しのエレキギターのように私の心を虜にしたのだった。
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