最終章

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「ちょっちょっと待て!じゃ、俺は自分のばぁさんとケンカしてたようなもんなのか!?」 犬夜叉は驚いて言った。 「何ぶん昔のことですから・・・。 それに、あの香幻姫様が200年以上経っても成仏せず、十六夜様や犬夜叉様の“生”に対する嫉妬が怨念化してその邪念によって妖怪に取り憑かれていたとは思いませんでしたから・・・。」 冥加が慌てて言った。 「ったく。仕方ねぇな。」 犬夜叉がそう言うと弥勒が言った。 「では、楓様のいる村へ帰りましょうか。」 一行は楓の村へ向かった。 犬夜叉は帰り道、潮騒の村の人々に謝罪し、事の全てを話した。    200年の時を経て一連の事件に終止符を打った犬夜叉。 独りではなく、仲間と供に・・・。
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