第一章

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こうなると犬夜叉は止まらない。どんなに止められても行くだろう。冥加は仕方なく言った。 「そこまで言うのでしたら仕方ありませんな。 まず、この先にある『東の森』を抜けるのです。 その森を抜けると『潮騒の村』<しおさいのむら>がございます。村の近くにある海に真っ直ぐ向かってくだされ。 すると三つの島が見えます。 その真ん中が永久島でございます。 ですが、よろしいですかな?犬夜叉さま。 島の周りには何故かいつも、霧が立ちこめておりますし、香幻姫の話でいい噂は聞きませんからな。」 話を聞くと「よし!」と一言だけ言って飛び出していった。
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