第一章

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黙ってしまった犬夜叉を見て草太が言った。 「犬夜叉兄ちゃん・・・ごめん。聞かない方が良かった?」 心配そうな顔をしている草太を見て犬夜叉が言った。 「ああ、わりぃ。昔の事を少し思い出していただけだ。別に気にするな。」   その時だった。何やら物音がした。 犬夜叉は食卓から立って外に出た。 「ん?何もねぇ。」 (いや、何かいるな。匂いがする。見えねぇだけだ。あっちだあっちに何かいる!) 犬夜叉は倉庫の方へ走って行った。
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