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「ここにいるのは分かってんだ!出て来やがれ!」
すると、背後から声がした。
「ほう。貴様、犬の大将の息子だな。」
突然、犬夜叉が振り向くよりも早く肩に鋭い痛みを感じた。
「・・・!」
斬りつけられたのだ。
犬夜叉の肩から血の滴がぽたぽたと流れ落ちた。
「貴様、この時代の者ではないだろう。
どうやってここに?未来と過去を行き来できる術<すべ>を持っているのか。」
「てめぇ、何もんだ!」
だが、妖怪はそれを無視し、ニヤッと笑いながら言った。
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