第一章

4/12

193人が本棚に入れています
本棚に追加
/91ページ
「ここにいるのは分かってんだ!出て来やがれ!」 すると、背後から声がした。 「ほう。貴様、犬の大将の息子だな。」 突然、犬夜叉が振り向くよりも早く肩に鋭い痛みを感じた。 「・・・!」 斬りつけられたのだ。 犬夜叉の肩から血の滴がぽたぽたと流れ落ちた。 「貴様、この時代の者ではないだろう。 どうやってここに?未来と過去を行き来できる術<すべ>を持っているのか。」 「てめぇ、何もんだ!」 だが、妖怪はそれを無視し、ニヤッと笑いながら言った。
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

193人が本棚に入れています
本棚に追加