第八章

8/10
前へ
/91ページ
次へ
その時だ。弥勒が駆け寄ってきて言った。 「犬夜叉!見えた!『風の傷』だ!風の傷を撃て!」 「風の傷だと?」 犬夜叉は驚いて繰り返したが、あくまでこだわる弥勒を見て、試しに撃つことにした。 ドンッ。 弥勒の予想は的中した。 初めて妖玲に怪我を負わすことに成功したのだ。 すぐさま弥勒が言った。 「犬夜叉!今です!爆流破を!」 犬夜叉は訳の分からぬまま、妖玲がギリギリ返してきた一本の風の傷を使って弥勒の言う通りにした。
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

193人が本棚に入れています
本棚に追加