最終章

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女性は犬夜叉達の方を向いた。 「ありがとう。貴方達のおかげで妖怪の呪いから解放されたわ・・・。」 そう言うと女性はすぅと姿を消した。 「呪い・・・?香幻姫は呪われていたの?」 かごめが言った。 すると、冥加が弥勒の衣からひょっこり顔を出して言った。 「うむ。実は妖玲と香幻姫に呪いをかけていた妖怪は魂が繋がっておったのじゃ。 妖怪と最も容姿が似つかわしい人間、香幻姫を呪い、多くの半妖を殺させ力を得ながらな。 それ故魂の繋がりが切れた時、香幻姫も死んだのじゃ。 そして、死ぬ事で呪いから解放されたって事じゃろう。」
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