最終章

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「ちょっと待て。 香幻姫は妖怪じゃなかったのか?どういう事か俺達に分かるように説明しやがれ。」 「まぁ待て。犬夜叉。そう意気込むな。 冥加さま?つまり香幻姫は妖怪ではなく、ただ、妖怪に取り憑かれていただけですな? そして妖玲が死ねば香幻姫は解放されることをご存じでしたな?」 弥勒にそう言われて冥加はぎくりとした。 その様子をみて犬夜叉が言った。 「そうなのか?あ?そうなのか?」 すると、冥加が後ずさるように言った。 「いやぁ・・その・・犬夜叉様の母上の一つ前の歴代の姫君の名前が“香幻姫様”であったのを忘れとっての・・・」
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