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夜。
沖「今日、また芹沢さんの所に行っていたようですね。」
ギクッ
璃玖の肩が飛び跳ねた。
沖「はぁー。あまり行ってほしくないんですけどねぇ」
璃『どうしてですか??』
沖「芹沢さんが起こす問題にあなたを巻き込みたくないんですよ。」
そうは言われても璃玖は未だに信じられないでいた。
今までに酒を飲み過ぎた時に暴れた、暴力を振るったという話しを聞いたが、璃玖といる時の芹沢はあまりにも優しくて穏やかで、問題を起こす人には全くと言っていいほど見えなかったのだ。
沖田も芹沢が本当は優しい人だと知っていた。
それでも、いつまた暴れるか分からない人に、可愛い弟のような璃玖を近付けさせたくないのだ。
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