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《ぅぅ.......怖いよぉ.............それに僕女の子だと思われてる...》
璃玖が涙ぐみ出した時、追って来ていた青年が目の前まで来た。
青年「馬鹿みたいな事しないで下さいよ。人質取ったって私には関係ありません。」
男「うるせぇー!!!!!!!!!散々人を馬鹿にしやがって!!!!!!!!!!!!こいつがどぉなってもいいのか!?!?」
男は抜き身の刀を璃玖の首に当てた。
《ヒィッ!!!!!!!》
青年「はぁ~。だから関係ないと言ったでしょう。」
この言葉を聞き、男はワナワナと小刻みに震えた。
男がいくら脅しのようなことを言っても青年は全く動揺しなかった。それどころか関係ないとまで言っている。
さすがに焦り出した男は刀を握る手に力を入れた。
無意識の行動だったかもしれないが、力を入れたことによって刀が璃玖の首に食い込み、一筋の傷をつくった。
《痛ッ!!!!!!!》
首から紅い鮮血が垂れてきた。
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