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沖「????どうかしましたか????」
不思議そうに聞いてきた沖田にフルフルと首を横に振って答えた。
《なんで幕末に来たのかは分からないけど.......
今までも誰も僕のことを気にかけてくれる人なんていなかったんだからどこに行ったって大丈夫だよね......》
その自虐的な弱々しい笑みがなんともいえない哀愁を漂わせた。
沖〔どうしてこの子はこうもほっとけない気持ちにさせるのでしょう〕
璃玖のあの表情を見た沖田は、なんとなくだが何かを察した。
沖「帰る所はあるのですか???」
フルフル
沖「なら此処に住みませんか??あなたなら大歓迎ですよ!!!!」
ぽかんと間抜けな顔になってしまった。
それほど沖田の話しは突拍子もないことだったのだ。
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