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何も言わずに抱き付いたままの璃玖にとうとうしびれを切らした男は璃玖の両肩をぐいっと押した。
??「貴様は誰だ」
少し離れたことで初めて男の姿、顔を見た璃玖は、見た瞬間にしまったと思った。
明らかに偉い人のオーラが漂っていたのだ。
《うわ〰この人絶対偉い人だよ💦近藤さんより偉い人かも......💧》
すぐさま姿勢を正して、唇を動かした。
『今日から近藤さんの小姓をしています。』
と伝えた。伝わったかどうか心配していると
??「お前.....喋れないのか?????」
と聞いてきた。
頷くと
??「そうか」
と一言だけ返された。
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