大好きな君へ

10/10
前へ
/65ページ
次へ
「何?」 結花が起きあがる 「キスマークついてる…」 「えっ?」 「肩の後ろ側」 結花が大輝の肩甲骨の辺りを指さす 「ついてるはずないだろ」 「だって…」 「俺…結花以外は抱かない」 真剣な顔をする 「結花以外はいらない」 大輝は結花にキスをしてそのままベッドに押し倒した 眠ってしまった大輝の顔を眺める 肩についた痣に視線を移す “あ…れ…?” それは一つではなかった 首の後ろには何か固まりのようなものができている 「どこかにぶつけたのかな…」 大輝の寝顔を見つめ結花は自分も横になった
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

171人が本棚に入れています
本棚に追加