大好きな君へ

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「大輝!!大輝!!起きて!!遅れるよ」 結花がカーテンを開ける 「う…ん」 「早く起きて!!遅刻するよ」 「今日は休む…」 大輝は布団を被って寝ようとする 「ダメ!!単位落としたら卒業できなくなっちゃうよ」 「大学辞める…」 「大輝!!」 「じゃあ結花がキスしてくれたら起きる…」 君に叱られたくて、わざと甘える 「ばぁ~か。じゃあ大学五年生に突入してください」 「ひどいなぁ~」 頭をカキながらようやく起きあがった 「おはよう」 結花がキスをする 素直じゃない君が大好きだ 「ご飯出来てるよ。今日はバイトだよね?」 俺は顔を洗ってお箸をもつ 「うまそ~。うんバイト。今日は遅番だぁ」 「そっか。じゃあ今日は会えないね。」 「バイト?」 「今日は早いと思う」 「じゃあメールするよ」 「メールより電話がいい」 「了解!!」 二人で朝食を食べた
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