大好きな君へ

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授業の合間に電話する 「早っ!!さっき別れたばかりだよ。笑」 結花が呆れて笑う 「だってバイトに入ったら電話できないし…」 「ちゃんと稼いできて下さい。笑」 「結花はいい奥さんになるよ」 「怖い奥さんでしょ?」 「俺には丁度いい。愛してるよ」 「ばぁ~か」 この“ばぁ~か”は結花の照れ隠し 「なんか会いたくなってきた」 「ご飯作って待ってようか?」 「ホント?じゃあバイトが終わったら行くよ。あっでも寝てていいからね」 「うん。何か欲しいものある?」 「オレンジジュース」 「果汁100パーセント!!」 二人は同時に言って大笑いする チャイムが鳴って慌てて電話を切った
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