大好きな君へ

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「久しぶりにみんなで遊びに行こうよ」 亮介が言う 「いいなぁ。海でも行こうか」 和哉が亮介に答える 「男ばっかで海かぁ…まぁそれもいいな。じゃあさ、今日和哉のマンションで相談しようぜ!」 亮介が言う 「あ~ごめん。俺、今日ダメなんだ」 大輝が手でバツをする 「また結花ちゃんとこ?」 和哉が笑う 「相変わらず…だね」 亮介も笑う 「大事にしなきゃ…ね」 亮介と結花の話ができるのは俺には一番嬉しいことだ 「海は行くからさ、適当に決めといてよ。俺バイト行くわ」 「行ってらっしゃーい」 和哉と亮介は手をヒラヒラと降って大輝を見送った 「幸せいっぱいって顔だね。さて…と、俺はまだ講義だ」 亮介が荷物を持って立ち上がる
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