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和人は部屋へ入った。
和「あ~眠い。」
とか言いながらも、和人は部屋にあるPCの電源を付けた。
和「あ、メール来てるし。」
和人は携帯も持っているのだが、チャットで知り合ったやつや、携帯が止まった時はPCのメールを使うのだ。
「新着メール3件」
和「PCに3件なんて珍しく多いな。」
とか思いながら、一件目のメールを開いた。
アドレスはチャットで知り合い、隣の佐賀県に住んでいる田中正彦のものだった。
正「よぉ和人~。
ってまぁこんな昼間に送ってもお前はマジメに高校通ってるからなぁ。返ってくるのは夕方くらいかな?
あっ、でも愛しの舞チャンとデートしてるか!!
そしたら返ってくるのは明日なのかなぁ?
まぁとにかくよ、俺新しい小説書いたんだ。アドレス貼っとくから絶対見ろよ?絶対だぞ。
見なかったらお前をシュレッダーにかけてやる。
わかったな?
じゃ、アディオス」
………ムカつく。
そして長い。
見てて飽きる。
ふっ、だが小説は見てやろう。(返信は……するかよ)
どれどれ、、、題名は「あなたのそばで」か。
恋愛小説…あの男がこんなものを書くのか。
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