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「…いや、悪いが分からねえ…な。俺が行った時にはお前だけだったぞ?
「…そっか…分かった…
さっきのは見間違いじゃない…あの事件に関わってるのか…?
…まあ、いずれ分かるか…
「なぁ…俺は一体これからどうすれば良いんだ?
「あ、そうだった…なぁ迅。お前、強くなりたいか?
「…強く…?
「そう!何を目的として強くなるのかは自分の自由だ!大切な人を守る為の力、何ものにも負けない勝つための力…色々な目的で強くなれる!
強く…涼と一緒にいれば…
そう考えていたら、いつの間にか強く握りしめていたシーツを手放していた。
「強くなる!強くなって、どんな時でもどんな相手でも勝って守れるぐらい強くなってやるよ!!
「良し!一緒に強くなろうな!!
そして、その日を境に俺は強くなる為の戦いが始まった…
迅…当時十歳…
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