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「俺は…涼と一緒に話がしたいんだ」
なんとか涼にこの気持ちを分かってほしい。
俺が涼の身体を心配してるだけじゃないことを。
「せめて、休みの日くらい2人で遊びに行きたい」
「…ゲームは?」
「2人で楽しく過ごせる時間を作ってくれれば、ゲームなんていくらでも買ってやる」
俺がそう言えば、涼は目を丸くさせ、満面の笑顔で「うん」と返した。
俺のワガママ…たまには聞いてくれ。
その分、倍以上お前を愛するから。
end
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