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咲「あれが美鈴よ。」
咲夜様の指差す方を見ると、門の外には中国人のような服を着た、紅い長髪の人がこちらに背を向けて立っていた。
咲「美鈴。」
咲夜様が少し近づいて名前を呼んだ。
美鈴(以後美)「・・・・」
咲「美鈴?」
美「・・・・」
咲「美鈴!」
咲夜様が門に手を掛けながら大きな声で呼んだ。
美「すー・・・すー・・・」
咲「まさか・・・」
美鈴様に何かあったのだうか?フラン様を見ると笑っていた。
彼「?」
咲「彼方、こっちに来なさい。フラン様も来て下さい。」
咲夜様が門を開けて外に出た。俺とフラン様も咲夜様に続く。
そして咲夜様が美鈴様の前に立って美鈴様の顔を見た
咲「やっぱり。」
何があったのか気になったので、俺も前に立って顔を見てみた。
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