紅魔館探検

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それに続いて美鈴様も立ち上がる。 美「すいませんでした。見たことが無い顔だったのでてっきり侵入者かと。」 彼「いえ、大丈夫ですよ。」 とは言ったものの、さっきはマジで殺られるかと思った。 美「では改めて。私の名前は紅 美鈴(ホン メイリン)といいます。よろしくお願いしますね。」 彼「黒野 彼方といいます。こちらこそよろしくお願いします美鈴様。」 美「彼方君ですね、わかりました。あと彼方君、様はやめて貰えませんか?」 彼「いえ、自分は奴隷ですので・・・」 美「お願いしますよ。そういう風に呼ばれるのは苦手なんです。」 彼「苦手・・・ですか。なら美鈴さんでいいですか?」 美「う~ん、呼び捨てでいいんですけどね。まぁよしとしましょう。あ、この言葉使いは癖のようなものなので気にしないで下さいね。」 彼「はい。了解しました。」 美「私には敬語を使わなくていいですよ。」 彼「いえ、さすがにそこまでは。」 美鈴さんは変わった人だなぁ。でもやさしい人だ。
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