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フ「じゃあ私達も行こう、こっちだよ。」
フラン様が俺の袖を掴んで歩き出す。
しばらく歩いていると
フ「彼方~、しゃがんで。」
彼「え?」
フ「いいから、しゃがんで。」
彼「はい、これでいいですか?」
言われた通りしゃがむ。
フ「うん。」
フラン様は俺の後ろにまわった、そして
フ「とうっ!」
彼「うおっと!」
俺の背中に飛び乗った。バランスを崩しかけたがなんとか持ちこたえた。
フ「疲れたからおんぶして。」
彼「わ、わかりました。」
やっぱり小さいとはいえ女の子、おんぶするのは緊張する。(俺はロリコンではない、いや本当に。)
フ「ここは右・・・彼方耳真っ赤~。」
彼「あ、いや、その。」
フ「あはははは、おもしろ~い!」
とか話していると
彼「フラン様ここはどっちに行けばいいんですか?」
フ「すー、すー」
彼「ちょっとフラン様?」
フ「すー、すー」
彼「もしかして・・・寝てます?」
フ「すー、すー」
どうする俺、起こすか?いや、こんな気持ちよさそうに寝ているフラン様を起こすなんて非人道的なこと俺にはできん。ならどうする?・・・わからん。
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