1216人が本棚に入れています
本棚に追加
/612ページ
しばらく付いていくと広間の扉の前に着いた。
妖「ここが広間ですよ。」
彼「ありがとうございます。」
妖「気にしないで下さい。では私は自分の仕事に戻りますね。」
彼「あっ、あの。」
妖「はい?何ですか?」
彼「あなたの名前は何と言うんですか。」
妖「私達妖精には本来名前はないんですよ。」
彼「・・・あの、すいません。」
妖「大丈夫ですよ。私達には咲夜様が付けてくれた名前がありますから。」
彼「え?」
妖「咲夜様が妖精一人一人に名前を付けて下さったんです。だから私の名前は「ナル」といいます。」
彼「ナルさんですか。わかりました。」
妖「覚えて下さいね。では行きますね。」
彼「はい、ありがとうございました。」
ナルさんか。仲良くなれればいいな。
最初のコメントを投稿しよう!