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そして扉の方に向き直り、扉をノックする。
コンッコンッ
彼「彼方です。」
レ「入っていいわよ。」
彼「失礼します。」
扉を開けて、中に入る。
咲「遅かったじゃない。」
彼「あの、道に迷ってしまいまして。」
咲「フラン様がいたでしょ?」
彼「それが寝てしまわれて。」
背負っているフラン様を見せる。
レ「あらあら、しょうがない子ね。咲夜」
咲「はい、お嬢様」
レ「フランを自分の部屋のベットに寝かせて来てちょうだい。」
咲「かしこまりました。・・・その前に彼方、貴方にはこれを渡しておくわ。」
紙の束のような物を渡される。
彼「何ですか?これ」
咲「この紅魔館の地図よ。さすがに今日回っただけじゃ覚えきれないだろうから、それ見て覚えなさい。」
紙の束を開くと本当に大きい地図だった。
彼「わかりました。」
咲「では、私は行くわ。」
咲夜様が俺の背に乗っていたフラン様をお姫様ダッコで連れていった。
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