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レ「さて、あらかた準備できたわね。そういえば彼方の部屋も決まったわ。その地図を貸しなさい。」
素直に地図を渡す。
レ「書くものを頂戴。」
と言うと、近くにいた妖精が万年筆を渡した。
地図を開き×印を書いているようだった。
レ「ここが彼方の部屋よ。」
地図を見ると俺の部屋は一階の端だった。
レ「彼方は今日一日中この館内を見て回りなさい。そして今日で出来る限り部屋の配置や仕事内容を覚えるの。わかった?」
彼「わかりました。」
レ「では、行きなさい。」
彼「はい、わかりました。」
広間を出る。
彼「さて、何処から見ていこうか。」
まず一階から見ていくことにした。自分の部屋は最後に取っておこう。
そして一階から順番に部屋を見て行き、さまざまな仕事をじっくり観察していると、辺りは暗くなっていた。しばらくして咲夜様に風呂に入れと言われ、入ってみると従者ようの風呂場なのにとても大きかった。そして風呂からあがると、「寝ていいわよ」と言われ明日着る服を渡された。寝るために自分の部屋に行くと長く使われいないようだが、きれいだった。
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