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彼「はっ!」
目を覚ます。そして見慣れない風景に少し驚く。だんだん頭が冴えてくると、その驚きもなくなる。
彼「そうか、俺は今紅魔館に居るんだったな。」
時計を見ると午前五時だった。集会は五時半からなのでまだ大丈夫だ。執事服に着替える。
彼「奴隷なのに執事の服を着るとはな。」
支給された洗面用具を持ち、一人苦笑しながら部屋を出て、昨日確認した従者専用の共同洗面所に行く。
何故か誰も居なかった。
彼「なんか、寂しい。」
と言いながら洗顔を済ませて、部屋に洗顔用具を置いて、会合室に向かった。
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