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そして俺は黙々と窓を拭いた。
いつの間にかお昼近くなっていた。
彼「そろそろ行くか。」
窓拭き道具を用具室に置いて広間に向かう。
コンコン
彼「彼方です。」
レ「入りなさい。」
彼「失礼します。」
中に入る
するとレミリア様は居るがフラン様は居なかった。そして初めて見る人が居た。
レミリア様のような羽が背中に生えていて、その羽が側頭部にも生えている赤い髪の人が居た。
レ「貴方に来てもらったのは、これをプレゼントするためよ。」
彼「プレゼント?」
レ「これよ。」
レミリア様が言うと、妖精が紅いクリスタルがついた首輪のようなものを持って来た。
彼「これは・・・首輪ですか?」
レ「そうよ、さっそくつけなさい。」
妖精がつけてくれた。
レ「なかなか似合ってるわよ。」
彼「何故、自分にこのような物を?」
レ「それはね・・・こうするためよ。」
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