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小「では始めましょうか。」
彼「えっ?あ、はい。」
小悪魔さんの声で現実に戻された。自分が持てる数の本を持つ。
小「あ、持たなくても大丈夫ですよ。」
彼「え?」
そう言うと、小悪魔さんはポケットからハンカチ程の紙を二枚取り出す。紙にはよくわからない魔方陣のような物が書かれていた。
小「オン」
と小悪魔さんが言うと、紙が台車に変わった。その台車は車輪が無く、空中に浮いていた。
彼「なっ!」
小「これに乗せて行きましょう。」
彼「あ・・・はい」
驚いているとしていると小悪魔さんが自分の台車に次々と本を乗せていく。俺も急いで乗せる。
ある程度乗せて小悪魔さんについて行く。浮いているせいか全然重くない。
彼「これいいですね。」
小「そうでしょ!これはパチュリー様が創ったんですよ。」
彼「パチュリー様って、凄いですね。」
小「はい!最高の主人です!」
とか会話しながら歩いているが、なかなか目的地に着かない。
彼「あの、小悪魔さん。」
小「何ですか?」
彼「まだ着かないんですか?」
小「あと少しです。」
結構遠いってか図書館広ッ!
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