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それから少し歩いてやっと、本で埋まってない本棚の前に着いた。
彼「あのー小悪魔さん。」
小「何ですか?」
彼「本ってやっぱり本棚の一番上の段からいれていくんですか?」
小「そうですよ。」
彼「自分は空は飛べないんですけど。」
一番上の段は十メートル程の高さがある、俺には到底とどかない。
小「心配には及びません!台車の取っ手を見てください。」
言われた通り見てみる
よく見ると前後左右の矢印と蒼い丸が書かれていた。
彼「何ですかこれ?」
小「まず蒼い丸に触れて下さい。」
触れてみた
ガシャッ
ガツッ
彼「いったぁぁぁ!」
台車から足場のような物が勢いよく出てきて思いっきりすねを直撃した。
小「だっ大丈夫ですか!?」
彼「大丈・・夫、です。」
微妙に涙目になった。
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