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ドサッ
勢いに負けて彼方は廊下に倒れ込んだ。
「いたたたた。」
倒れた状態から起き上がり、周りを見るとそこは知らない廊下だった。
「なんだ、ここはっ!」
自分の家の廊下とは明らかに違った。その廊下はまるでテレビで見た洋館の廊下だった。
「なんなんだ?ここはどこなんだ?」
後ろを見ると、開け放たれたドアの向こうはもう自分の部屋では無かった。
the洋館の部屋 と言っていい部屋がそこにはあった。
「・・・・・・・・・」
絶句していると、ふいに気配を感じ、そちらを見てみると・・・
羽が生えていて、メイド服を着た、小さい妖精?がいた。
彼方「あっ・・・あの、いい天気ですね。」
彼方はもう訳が分からなくなっていた。
妖精「侵入者発見~!!」
彼方「え?え?」
妖精はその小さい体に似合わない大声で叫んだ。
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