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彼「本当にいいんですか？」
パ「いいのよ。」
彼「そうですか？では本当に貰っていきますよ？」
パ「ええ、持っていきなさい。」
バルバトス＆レラジェを手に取る
パ「ああそうだわ小悪魔、あれを持ってきて。」
パチュリー様が何か思い出したように言う。
小「はーい。」
小悪魔さんが図書館の奥に消えた。
パ「そういえば貴方、今日は人間の里に行くんだってね。」
彼「あ、はい。」
パ「貴方は空を飛べないわよね？」
彼「飛べるわけ無いじゃないですか。」
パ「じゃあこれを持って行きなさい。」
パチュリー様の手の上には紫色の石があった。
彼「これは何です？」
パ「持っている生物に飛行能力を付加する石よ。」
彼「これで飛べるんですか？」
パ「ええ、この石を持ちなさい。」
言われた通り、石を取る
パ「そして、空を飛ぶイメージをしなさい。」
イメージする
彼「おおおっ！」
うっ浮いた！
パ「うまいじゃない。後は動きたい方向に行くイメージをすれば空中で好きに動けるわ。」
ﾋﾞｭﾝ
彼「うぉぉぉ！」
ｺﾞｯ
彼「ぐっ！？」
速く飛びすぎて本棚に頭をぶつけた。
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