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そして俺たちは門の前に着いた。門の向こうには美鈴さんが居る。こっちからは寝ているか判らない。
咲「美・・・鈴?」
咲夜様がものすごく優しく声をかける。
美「・・・くー」
咲「ニヤリ」
それはどす黒い笑顔だった。
俺たちは門の向こうに出て美鈴さんの前に立つ。
案の定寝ていた。
咲夜様が美鈴さんに近づく。そして美鈴さんを抱き締める。
咲「美鈴、起きなさい。」
美「うぇ?・・・ふぁ~。んっ?さっ咲夜さん!?何してるんですか!?」
咲「美鈴、貴女は立ったまま寝てしまうなんてよっぽど疲れているのね。」
美「え?あ、いや~。」
咲「私が楽にしてあげるわ。あそこの物置小屋に行きましょ。」
美「ええっ!?・・・よっよろしくお願いします!」
彼「あの美
咲「(ギロッ)」
咲夜様が睨んできた。俺は怖くて声も出せなくなる。
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