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咲「じゃあ、行きましょ。」
美「はい!」
ダメだ美鈴さん!そっちには貴女が考えているような楽園は無い、その先に有るのは咲夜様が創る地獄だ!逃げて美鈴さん!
そして二人が物置小屋の中に消えた。
やっと俺は咲夜様の恐怖から解放され声が出せるようになった。
彼「美鈴さぁぁぁん!逃げてぇぇぇぇ!」
俺は叫んだ。
その時の物置小屋の中の二人
美「咲夜さん、彼方君が何か言ってますよ?」
咲「そうね。貴女を助けようとしてる。」
美「え?彼方君が私を助ける?」
咲「美鈴、今楽にしてあげるわ。」
美「え?ちょっ、なんでナイフを持ってるんですか!?」
咲「貴女を楽にして、私も楽しくなるためよ。・・・これより斬刑を執行する。」
美「ざっ斬刑!?待ってください咲夜さん!私が悪かったです!ごめんなさい!」
咲「さぁ二人で楽しみましょう。ウフフフ!アハハハハハハハハハ!」
美「待って!私の話を聞いて下さい!イッイヤァァァァァァァァァァァァ!」
俺に出来るのは小屋から聞こえてくる美鈴さんの断末魔が聞こえないように耳を塞ぎ、必死に震えを抑えることだけだった。
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