初めてのお使い(保護者付き)

16/41
前へ
/612ページ
次へ
彼方達が小屋を去ってから、一人の妖精が小屋に来た。 ナ「さてと。あれはどこだっけ?」 ナルが小屋の扉を開ける。 ナ「暗くてよく見えないなぁ。ん?何か鉄さびの匂いがする。」 ?「・・・けて」 ナ「えっ?誰か居るんですか!?」 ?「たす・・け・てくださぁ・・い。」 ナ「誰ですか!?イタズラは止めてください!」 ナルの目が暗さに慣れてくる。 ナルの目に映ったのは 血だらけの女だった。 美「助けてくださぁい!」 ナ「キャーーーー!」 ナルは走り去った。 美「待って、助けて!・・・・・・あー行っちゃった。まぁいいや寝よ。」 これが妖精達の間で怪談「血に濡れた女の幽霊」として伝わる事になる。 そして美鈴はまた眠った。 美「ふぉ!咲夜さん!そんなに食べられませんよ。でもいただきまーす!ムニャムニャ。」 幸せな寝言であった。
/612ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1216人が本棚に入れています
本棚に追加