初めてのお使い(保護者付き)

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お婆さんがこっちを見る。 ?「おや、見かけない子だね?もしかして咲夜ちゃんの男かい?」 咲「違うわよ。」 ?「そうかい、残念だねぇ。咲夜ちゃんの男ならその子をネタにして、咲夜ちゃんをからかってやろうと思ったのに。」 咲「もう、お婆ちゃんったら。その子は新しい使用人よ。」 ?「あんたの名前はなんてんだい?」 彼「あ、自分は黒野彼方といいます。よろしくお願いします。」 ?「あたしゃ赤飛(アカト)ってんだ。よろしくね。」 握手する 赤「彼方君や、咲夜ちゃんの面白いネタがあったらおしえてくれな。あたしゃ咲夜ちゃんの恥ずかしがる顔を見るのが好きでね。ほっほっほっ。」 咲「もう、お婆ちゃん!」 赤「ほっほっほっ。」 グイッと咲夜様に引き寄せられる。咲夜様が小声で言った。 咲「このお婆ちゃんに私のことを話したら殺す!前にどれだけひどい目にあったか!」 咲夜様は真顔だった。 コワッ! 咲「じゃあ私達行くわね。」 逃げるように咲夜様が言う 赤「ちょいとお待ち。・・・ほれ、もっておいき。」 大きい袋を渡される。その中には駄菓子がたくさん入っていた。
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