初めてのお使い(保護者付き)

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咲「こんなに悪いわよ。」 赤「咲夜ちゃんにあげるんじゃないよ。彼方君にあげるんだ。」 彼「いいんですか?こんなに?」 赤「ああ、もっておいき。」 彼「ありがとうございます!」 咲「じゃあ、行くわよ。」 赤「またおいで。」 駄菓子屋から出る 咲「さて洗剤、洗剤。」 咲夜様が歩きだす。俺はまた辺りを見ながら歩く。 咲「だから彼方!ちゃんと前を見なさい!」 彼「はーい」 俺は空返事をした。でまだ辺りを見ながら歩く。そんなことを暫くしていると・・・・ 咲「彼方、そろそろお昼にしましょうか?」 咲夜が振り返る。 そこには誰もいなかった。 咲「彼方ぁぁぁぁ!」 その頃の彼方は 彼「おー、あんな店も有るのか。」 ドンッ ?「うわっ!」 彼「うおっと。」 駄菓子が道に落ちる 誰かにぶつかったようだ ?「すまない。」 彼「いえ!こちらこそよそ見をしていて!」 白い髪の女性が駄菓子を一緒に拾ってくれる。 彼「ご迷惑をかけてすいませんでした。」 ?「いや、私もよそ見をしていた。お互い様だ。」
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