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妖「あっ、待てー!」
何なんだ?何なんだ?何なんだ?羽の生えた妖精?手から出る光の弾?一体ここはどこなんだ?
彼「クソッ、振り切れない。何とかしてまかないと。それにしてもこの館、窓が少ないな。」
そんな事を言いながら必死に走っていると、曲り角に大きい窓があった。
彼方が後ろの妖精を確認する。挟み撃ちにするために別れたのか、さっき二十匹ほどいた妖精は、半分の十匹ほどになっていた。
彼「十匹くらいか・・・なら」
彼方は素早く窓のカーテンを無理矢理取り、それを両手で持ち、妖精が来るのを待ち構えた。
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