初めてのお使い(保護者付き)

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それからどれくらい頭突きされただろう。彼方が目をさました。 彼「う~ん。」 俺は公園の椅子で寝ていた。 慧「大丈夫か!」 彼「はい、大丈夫です。」 咲「私が誰だか解る?」 彼「十六夜咲夜様ですよね?」 慧「成功だな。」 彼「?」 咲「ほら立ちなさい。」 咲夜様に立たされる 彼「うっ、いったぁ」 咲「どうしたの?」 彼「頭が痛いです。特に額の辺りが。」 咲、慧「気のせいだ。」 彼「?」 慧「本当に大丈夫か。」 彼「はい、もう大丈夫です。頭痛以外は。」 慧「そうか。ならよかった。」 二人に不可解な点があったが、俺は流した。 慧「では改めて自己紹介だ。わたしは上白沢 慧音(カミシラサワケイネ)だ。よろしくな。」 彼「黒野彼方です。よろしくお願いします。」 握手する。 咲「さぁもう行くわよ。」 彼「えっ?もうですか?」 咲「貴方は三時間も寝ていたのよ。」 彼「ええっ!そんなに!?」 咲「そうよ、だから急いで帰らないと。」 彼「はい!でも買い物は?」 咲「貴方とはぐれてる間に終わったわ。」 彼「そうですか。」 俺は急いで支度する。
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