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パ「ま、まぁ、おふざけもこの位にして、彼方について話したいんだけど。」
フ「あ、話そらした。」
レ「彼方についてか、いいわよ。」
パ「レミィは外から来た人にまつわるあの噂を知ってる?」
レ「知ってるわ。外の世界から博霊大結界を越えて、この世界に来た者は必ず何かしらの能力を発現する。だったかしら?」
パ「そう、だとしたら彼方にも何か能力が発現するはずよ。」
レ「そんな噂、眉唾物だわ。もし彼方に能力が発現しても、たぶん「洗濯物を乾かなくする程度の能力」とか、そんなしょうもない能力よきっと。」
パ「それは洗濯をする人にたいしては恐怖の存在じゃない。」
フ「私は「お菓子を無限に出せる程度の能力」がいい!」
パ「あ、それいいかも、ってそういう事じゃないでしょ!」
レ「まぁ何にせよ、しょせんは噂だしね。」
パ「でも火のない所に煙は立たないって言うわよ。ま、しばらくは様子をみてみましょ。」
レ「そうね。頭から否定するのもつまらないし。」
フ「ちょっと楽しみになってきたかも。」
パ「どんな物であれ、楽しみが出来るのはいい事でしょ?」
レ、フ「そうね!」
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