1216人が本棚に入れています
本棚に追加
彼「はっはい。」
噛まれている手を何とか咲夜様の方に出す。
?「ほっとと!ちょっろうごからいでよね。」
何か文句言われてるような気がする。
咲「えーと?」
咲夜様も見えないから、手探りで噛んでいる奴を探している
咲「ん?これか!せい!」
ゴスッ
?「痛!?」
彼「離れた!うわっ!」
咲夜様に引っ張られて闇の外に出る
咲「彼方、大丈夫?」
彼「はい。」
さっき自分がいた所を見ると、そこだけ真っ暗だった。手を見ると歯形がバッチリついている。
彼「咲夜様、あれは何ですか?」
咲「ちょっと待ってね彼方。・・・ルーミア!出てきなさい!」
?「イタタタ。いきなり拳骨するなんて何考えてるのよ。」
闇がだんだん薄くなり、中から小さい女の子が出てきた。
咲「何考えてるのよは、こっちのセリフよ。いきなり噛み付くんじゃ無いわよ。」
ル「だってお腹空いてたんだもん。」
お腹空いているからといって、俺を食べようとしないで欲しい。でもお腹が空いているのか。なら
彼「お腹空いてるんですか?」
ルーミア「うん。もうペッコペコ。」
彼「じゃあ、これ食べます?」
噛まれた時に落とした駄菓子入りの袋を取り、ルーミアという子に差し出す
最初のコメントを投稿しよう!