初めてのお使い(保護者付き)

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彼「はっはい。」 噛まれている手を何とか咲夜様の方に出す。 ?「ほっとと!ちょっろうごからいでよね。」 何か文句言われてるような気がする。 咲「えーと?」 咲夜様も見えないから、手探りで噛んでいる奴を探している 咲「ん?これか!せい!」 ゴスッ ?「痛!?」 彼「離れた!うわっ!」 咲夜様に引っ張られて闇の外に出る 咲「彼方、大丈夫?」 彼「はい。」 さっき自分がいた所を見ると、そこだけ真っ暗だった。手を見ると歯形がバッチリついている。 彼「咲夜様、あれは何ですか?」 咲「ちょっと待ってね彼方。・・・ルーミア!出てきなさい!」 ?「イタタタ。いきなり拳骨するなんて何考えてるのよ。」 闇がだんだん薄くなり、中から小さい女の子が出てきた。 咲「何考えてるのよは、こっちのセリフよ。いきなり噛み付くんじゃ無いわよ。」 ル「だってお腹空いてたんだもん。」 お腹空いているからといって、俺を食べようとしないで欲しい。でもお腹が空いているのか。なら 彼「お腹空いてるんですか?」 ルーミア「うん。もうペッコペコ。」 彼「じゃあ、これ食べます?」 噛まれた時に落とした駄菓子入りの袋を取り、ルーミアという子に差し出す
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