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ル「いいのか!?」
彼「はい、一人じゃ食べきれないので。どーぞどーぞ」
ル「いっただっきまーす!」
ムッシャムッシャと凄い勢いで駄菓子を食べていくルーミアという女の子。
咲「彼方、甘やかしちゃ駄目よ。」
彼「いいじゃないですか。それにあんなに美味しそうにたべられると、あげたかいがあったというものですよ。」
数分後
ル「ごちそうさま!」
彼「ま、まさかあの量を完食するとは。」
駄菓子が入っていた袋は、空になっていた。
ル「ありがとうね。人間。」
彼「人間じゃありません。いや人間だけど。自分の名前は彼方と言います。よろしくお願いします、ルーミアさん」
ル「彼方ね。私に「さん」はいらないよ。」
咲「この子は呼び捨てでいいわよ、彼方。」
彼「うーん・・・わかったよル、ルーミア。」
ル「うん、よろしい。ふぁ、食べたら眠たくなってきた。私、帰るわ。じゃあね~。」
ルーミアさんが飛び上がる。
ル「バイバイ彼方。お菓子ありがとう!」
彼「いえいえ。」
ルーミアは去って行った。
彼「幻想郷は面白い人が多いですね。」
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