第3話 -必然的な偶然-

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瑞鳴香 「一応ここです…けど」 藍原水樹 「をを!? 助かったよありがとぉな… えっとぉ 名前は…」 瑞鳴香 (そっか… 知らないんだ名前 まぁ知ってても引くけど…) 「私瑞鳴…香です」 藍原水樹 「んじゃ改めて… 俺は藍原水樹 ありがとぉな香ちゃん 良かったら俺ん家近くだから 途中まで一緒に…」 瑞鳴香 「それじゃっ!! まだ私買い物あるからっ…」 香はそう言って軽く頭を下げると、 水樹からそそくさ離れて行った。 藍原水樹 「あっ…」 (ここが一番近い…か… 香ちゃんてこの近くなのかな…) 瑞鳴香 (何か変に緊張したぁ 恥ずかしぃわなんか 一緒になんて帰れなぃし ましてや誰が見てるかわからなぃし 買い物なんて あ… そぉいえば家…近くなんだ水樹君 …あれ? なに水樹君なんて言ってんだろ) 香は急いで買い物を済ませ、 水樹が気にはなっていたが、 急いで家へ帰った。 ガチャッ。 瑞鳴香 「ただいまぁ~」 母 「あらおかえり~」 瑞鳴香 (あ…水樹君がご近所さんなら 何か知ってるかも) 「ねぇ この近くに藍原って 苗字の人いる?」 母 「藍原さんねぇ… あっ!? ウチの近くに住んでるゎ それがどぉかしたの?」 薫は少し動揺した。 瑞鳴香 「あっいやっ別に… そぉそぉ 同じ学校の生徒みたぃだから…さ」 母 「あらそぉなの? 藍原君は何年生?」 瑞鳴香 「部活の勧誘してたから… 多分3年生と思う」 母 「あらそぉなの… じゃ丁度いぃじゃない 一緒に学校行けば?」 瑞鳴香 「っ!? だっ!!ダメダメ無理無理っ!! 一緒に登校なんてしたら大変だよ!!」 母 「あらどうして?」 瑞鳴香 「さっき話した 芸能人みたぃに人気があるって人が その人なんだから… 一緒に登校なんてしたら 何て言い寄られるか分かんなぃよ」 母 「そんなに大人気なら 逆に大変そぉねぇ…」 瑞鳴香 「何で?」 母 「こう見えて結構恋愛には うるさいのよぉ~ 人集りが出来るくらぃなんでしょ? だったら本当に好きな人が出来た時 大変だと思うわよぉ~」 瑞鳴香 (確かにそぉだなぁ イケメン過ぎるのも大変なんだ…) 「ふぅ~ん… まさか恋愛にうるさいとゎねぇ~」 母 「だてに若い頃恋愛してませんゎよ」 瑞鳴香 「はぃはぃ んじゃ晩ご飯になったら呼んでぇ~」
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