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瑞鳴香
「う~ん…
何で…まだダ…メなのぉ…
何でその…香水…私…は…」
母
(この子ったら寝言なんか…
どんな夢見てんのかしら)
「香っ!!
起きなさいっ!!」
瑞鳴香
「ん…
んっ!?
寒っ!!
んぁ…」
母
「晩ご飯出来たから早く降りて来なさい
父さん今日も遅いから
2人で食べましょ」
瑞鳴香
「はぁ~いよぉ~」
香はまだ眠たい目をこすりながら、
階段を降りて行った。
トントントントン…。
母
「良く寝たわねぇ香」
瑞鳴香
「んっ
何か爆睡しちゃった」
母
「さて…食べましょっか
いたぁだきぃます」
瑞鳴香
「いっただきまぁすぅ
すっきやっきだぁ~」
自分の大好物に異様なハイテンション、
黙々と香は食べた。
瑞鳴香
「はぁ~
もぉ無理入んないゎ
食べた食べたぁ~」
母
「ごちそうさまは?」
瑞鳴香
「あ…
ゴッチィ~」
そして少し会話をした後、
シャワーを浴び再び自分の部屋へ帰った。
瑞鳴香
「あっ!?
いけなぃ忘れてた」
ガチャッ。
瑞鳴香
「おやすみなさぁ~い」
母
「はぁ~いおやすみ~
明日ちゃんと起きるのよぉ~」
瑞鳴香
「分かってまぁ~すよぉだ」
バタンッ。
瑞鳴香
「さぁ…
寝れるかなぁ?
取り敢えず布団入っとくかぁ」
香はそのうち寝るだろうと思い、
電気を消し布団へ入った。
-2人の距離は少しずつ縮まり始めた-
-意識しなくとも運命が2人を近付ける-
-何故ならそれが運命なのだから-
Perfume
第3話
-必然的な偶然-
完
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